国内資本を“民族系”

2011.10.18

貴重なエネルギーとして国の存亡にかかわるだけに、外国資本の外資系に対して、国内資本を“民族系”といった言い方をする。関係者はGSをSS(サービスーステーション)と呼ぶこともある。その石油業界、とくに精製・元売は合併の歴史でもある。古くは1985年の昭和石油とシェル石油(現昭和シェル石油)、翌年の大協石油と丸善石油、それに精製の旧コスモ石油の3社合併(現コスモ石油)があった。92年には国策石油会社ともいうべき共同石油と日本鉱業が手を結びジャパンエナジーとして生まれ変わっている。それを序幕とすれば、この第二幕は99年から2000年にかけて起こった。日本石油は三菱石油と、ゼネラル石油は東燃と合併し、日石三菱、東燃ゼネラル石油の誕生となった。東燃は精製大手で、世界のメジャーであるエクソンやモービル傘下のエッソ石油、キグナス石油、モービル石油といった外資系に石油製品を供給している。