「値引き」「値下げ」「キャッシュバック」

2011.10.28

「値引き」や「値下げ」といわずに「キャッシュバック」を謳うチラシもある。スーパーなどでもよくやっている手で、実質的には値引きと同じだが、わざわざ言い換えるのは売り手にとってメリットがあるからだ。まず後々返金しても決算上の売り上げ数字が大きくなることが1つ。また、値引きするといえば「売れ残り」という印象を与えるが「キャッシュバック」と言い換えてこうしたネガティブなイメージを消すのも狙いのようだ。こうしたキャッシュバックは購入者が確実に受けられるだけましだが、よりタチが悪いのがくじや抽選で購入資金がもらえる『プレゼント』型。

[参考サイト]
> 都営新宿線(東大島)の新築マンション
> 西東京市の中古一戸建て
> 文の里の賃貸
> JR京浜東北線(上中里)の新築一戸建て
> 八尾市の中古一戸建て

「総額2億円プレゼント」などとあると思わずチラシに見入ってしまう。ある物件の場合、1等/1000万円券×2本、4等/200万円券×30本などとある。運良く当たったとしても4000万円の住戸を買う場合4等200万円の割引券だと5%の値引きと同等。1等1000万円でも25%の値引きに過ぎない。しかも、この物件では「ご当選者の方に直接ご連絡し、割引券を進呈致します」とある。プレゼントが実施されたかどうかは誰にもわからない。総額で「5億円」とか「2億円」還元しているといえばインパクトがあり、消費者の関心を集めることができるうえに、業者としては個別で大きな値引きを迫られる危険性が回避できるというメリットがある。