最近にわかに増えてきたのが、外壁の一部にALC版(軽量気泡コンクリート版)を使うケースです。ALC版とは、軽量気泡コンクリートでできたパネルです。コンクリートに空気をまぜ、中には鉄筋ではなぐ鉄線を入れてつくります。小さな気泡をたくさん含むので断熱性が高いなどのメリットがありますが、耐久性や耐衝撃性は当然、RC造より落ちます。厳密にいえば、ALC版でつくった壁は、鉄筋コンクリートの壁とはいえません。また、ALC版は工場で製造するため、1枚の幅が90cm〜lmほどで、外壁に使う場合、版と版の継ぎ目にコーキングといって樹脂製の詰め物をします。このコーキングが、気温の変化や紫外線の影響で劣化し、亀裂が生じると雨漏りが起こるのです。
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